三宅嘉彦
ゴミ箱作家。2020年に在住していたシェアハウスで住人用のゴミ箱を装飾をしたことから、ゴミ箱というものの存在に興味を持つ。中でも、ゴミ箱という人類が生活する上でどうしても欠かせない一時的な廃棄物を入れる容器としての社会性や公共性、そして見過ごされがちな存在としての芸術性に興味を持つ。また、三宅自身は、ゴミを捨てるという行為は一種の日常的に人類が行なっている無意識的なパフォーマンスアートなのではないか、とすら思っている。そして、そのことを踏まえて、家庭用ゴミ箱から公共空間のゴミ箱まで制作しようとしている。

Untitled
三宅嘉彦
2020
ミクストメディア
サイズ不明
collaboration: マツダショウゴ(まるさんしかく工務店)